喧嘩するほど仲が良いっていう言葉を聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。そのくらいカップルにとって喧嘩は重要だと言われています。
なぜなら、カップル同士の喧嘩はお互いがすれ違ってしまったときに、歩み寄るきっかけにもなるからです。
喧嘩はなるべくしたくないものですが、喧嘩になってはじめて相手に本音が言えたという人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、喧嘩が原因で別れるカップルがいるように、良い喧嘩と悪い喧嘩があります。
本記事では、僕の経験を元にずっと仲良しでいられる良い喧嘩の方法を解説します。
恋人といつも喧嘩になってしまう
どうやって仲直りしたら良いの?
喧嘩するほど仲が良いってほんと?
それでは早速解説していきます。
なぜ喧嘩してしまうのか?
喧嘩をしたことがないカップルはどちらかが我慢をしてしまっている場合が結構あります。
カップルと言ってもお互い別の人間ですから物事の考え方であったり、感じ方が違ってくるのは当たり前です。
ちょっと違うなかな?と思ったときに相手に伝えれれば良いのですが、はっきり相手に意見を伝えることができないと、その「もやもや感」がどんどん溜まっていってしまいます。
僕もちょっとしたことなら言わないでおこうかなと結構スルーしてしまいますが、一度言う機会を逃すと前も言わなかったし、今回もまあいっかなとスルーしてしまいがちになってしまいます。
最初は些細なすれ違いから
一旦スルーしたもやもや感は、その時はよくても少しずつ着実に溜まっていきます。
そして最終的に火山が噴火するように爆発してしまうのです。
よく目玉焼きのソースとしょうゆで大喧嘩したという話を聞いたりしますが、あれはたまたま目玉焼きがトリガーになっただけで、他にもいろいろと鬱憤が溜まっていたのだろうと思います。
特に日本人は相手に合わせてしまうという人が結構いるので、自分では知らず知らずのうちに鬱憤が溜まっていってしまうという人が多いんじゃないでしょうか。
一度爆発してしまうと溜めに溜めてきた怒りがぶち撒けられ、収拾が付かなくなってしまいます。そういうカップルは僕の周りにもたくさんいて、それが原因で別れてしまったという話も何度も耳にしています。
稀に良く見る最悪の別れ方ですね。
そして、たちが悪いのは、相手がイライラを溜め込んでいるのになかなか気づけないことです。まあ気づいたら爆発することもないんでしょうが・・・。
なので、適度に喧嘩をする方が上手くいったりするというのはそういうことから言われているのだろうと思います。
しかし、喧嘩が原因で別れてしまっては本末転倒です。
では良い喧嘩の方法はあるのでしょうか?
良い喧嘩とは?
良い喧嘩は、例えば以下のような喧嘩です。
- 相手の悪いと思う具体的な所言う
- 自分がされて嫌だったことを具体的に言う
- 相手の意見・反論もちゃんと聞く
- 最後にはきちんと仲直りすることができる
一つずつ見ていきます。
具体的なことを指摘する
喧嘩の時はどうしても感情的になってしまいがちですよね。しかし感情的になってしまうと、相手はなんで怒っているのか理由がわからなかったりします。
もしかしたら突然キレられたとさえ思っている場合もありえます。
そういう時に感情的に怒っても、何も進展せず悪化してしまうのは目に見えていますよね。
もちろん、「なんでそんなこともわからないの!?」と怒っている方は思ってしまうかもしれませんが、そこはぐっと堪えて相手の悪いと思う具体的な所を挙げるようにしましょう。
そうすれば、確かに「そこは気配りが足りなかったな、ごめん」と相手も謝りやすくなります。
言葉できちんと言わないと、伝わらないこともあるのです。
自分がどう思ったかを伝える
自分がどう思ったのか?感じたのか?をきちんと相手に伝えるというのも重要です。
例えば、「LINEの返信が遅い」ということに対して、
「なんで?LINEの返信が遅いの?どうせ浮気しているんでしょ?」
と感情的になってしまうと、
「は?浮気なんてしてないし!お前こそ、この前電話でんかったよな?お前の方が怪しいやん」
と相手も突っかかってきて、水掛け論になってしまい、冷静な判断ができなくなってしまうことだってあります。
それよりかは、「LINEの返信が遅いと、心配になるからできればもう少し早めに返してくれたら嬉しい」
と相手を責めるのではなく、自分が思ったことを伝えるだけで喧嘩に発展しないことすらあるのです。
同じ「LINEの返信が遅い」でも伝え方一つで、喧嘩になったり喧嘩にならなかったりと大きく違ってきます。
相手の意見・反論も聞く
相手に伝えるばかりでなく、相手の意見も聞くようにもしましょう。
先ほどの「LINEの返信が遅い」の場合でも、もしかしたら、仕事上のトラブルがあって、LINEを返している暇がなかったのかもしれません。
充電をし忘れてしまって、家に帰るまでLINEの返信ができなかったのかもしれません。
それをちゃんと最初の段階で聞きましょう。なぜ最初に聞くかというと、喧嘩の途中で言われても言い訳のように聞こえてしまうからです。
そうなると、きちんとした理由があっても自分が受け止められなくなってしまうこともあります。
だから自分のためにも責める前にまずはそうなった理由を聞くようにすると喧嘩にならずに済んだりします。
きちんと仲直りする
喧嘩になってもならなくても、最後にはきちんと仲直りをするようにしましょう。
言葉で「ごめんなさい」と伝えることはとても大切です。その一言さえあれば、大体の喧嘩は収まります。
僕の周りの人を見ていても「なんで謝らないの?」ということが結構あります。特に謝る機会を逃してしまうと喧嘩が長引いてしまうことになります。
もちろん自分から謝るということも大切ですが、もう一つ重要なのが、相手に謝る余地を与えるということです。
例えば、先ほどの水掛け論のようになってしまうと、お互いに責めあって謝る隙がなくなってしまいます。
だから、理由を聞いたり、自分の感じたことを言ったり、具体的なことを挙げることが必要になるのです。
ちゃんと謝りあって仲直りすることができれば、今まで以上にて信頼関係が深くなります。
絶対にしてはいけない喧嘩
お互いの悪いところを指摘しつつ、最後にはお互いに歩み寄るのが良い喧嘩だとすると悪い喧嘩というのはどうでしょうか。簡単に言ってしまうと、上で挙げたものの反対です。
- 僕力を振るう
- 相手の人格を否定したり、決めつけで物を言う
- 相手の意見や反論を認めない
- 仲直りせずにほったらかしにする
一目瞭然ですね。
これらが悪いと思っていても、してしまうのが人間という生き物でもあります。
一度爆発したら、感情の制御ができなくなることもあるかもしれません。
だから、日頃から相手に自分の気持ちを伝えていくことが重要です。
そしてきちんと最後にはお互いの悪いところを素直に謝る心が大切だと思います。
特に仲直りせずにほったらかしにするというのは、結構多くの人がやりがちだったりしますので気をつけましょう。
ほとぼりが冷めたと思っても、相手はきっちり覚えていることがほとんどです。
仲直りの際のポイント
「ありがとう」「ごめんなさい」は円満な関係を続けるためには必要不可欠なことは誰でも知っていることだと思います。
仲直りの際は、「ごめんなさい」だけでなく「ありがとう」も言えるようになるとさらに仲が深まりますよ。
例えば 、「言いにくいことを言ってくれてありがとう」と言えことができればその後の関係は全然違ってきますね。
まとめ
恋愛は、一人ではできません。そこに意見のすれ違いが起こったりするのは当然です。だからこそ、喧嘩をしたり、自分の思いを伝えたり、歩み寄ったりすることが必要になってきます。
どこまでも相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
そして、きちんと言うべきことは言うようにしましょう。
信頼関係があればきっと応えてくれるはずです。