皆さんこんな経験ありませんか?ワイシャツのポケットにボールペンを刺したまま洗濯機で洗濯してしまった!
結構あるあるなんじゃないでしょうか?
ちなみに僕は2~3回はボールペンを刺したまま洗濯してしまったことがあり、インクでひどいことになった経験があります。
それでは万年筆の場合、洗濯してしまうとどうなってしまうのか?インクがだだ漏れになるのは簡単に想像できるのですが、その後使えるのか?気になりますよね。
実はこの前やってしまったのです。大事にしていた万年筆(ペリカン スーベレーンM400)を胸ポケットに刺したまま洗ってしまったのです。
洗ってしまったときのショックは計り知れませんが、実際どうなってしまうのか?本記事では僕の実体験を元にご紹介します。
万年筆を洗濯機で洗ってしまったら
その日は突然やってきました。まあ大事に使っている万年筆を故意に洗おうと思う人なんていませんよね(笑)
いつも通り出勤し、万年筆を使おうとしたら鞄の中に見当たらない。職場に置いていったのかと思っても、デスクの中にも見当たりません。
昨日は家で万年筆を使った記憶がないので、鞄の中にもデスク周りにもないのです。
そこでふと思い出したのが、会社から帰るときに胸ポケットに刺したままだったのではないか?と。
タイミングの悪いことに、今朝出社する前に洗濯機の予約をしてきたばかり。帰るころには洗濯は終わってしまっているでしょう。
いやいやもしかしたら、覚えていないだけで家の机の上に出してあるかも?とか、もし洗濯してしまっていてもキャップがあるから大丈夫だろうとか・・・悶々とその日は過ごしました。
そして運命の時はやってきました。
洗濯した万年筆の状態
急いで会社から帰った僕は、すぐに洗濯機の中を確認しました。悪い予感は当たるもので、無残に洗濯機の底に転がっている万年筆を発見。
洗ってしまった事実は変えられないので、まずは状態を確認しないといけません。
僕の万年筆(スーベレーンM400)の場合、キャップとペン先とペン軸の3つの部品に分けることができますが、なんと洗濯機の回転パワーにより見事に3つに分離していました。
もう洗濯機のパワーに笑うしかありません。僕が洗濯してしまったスーベレーンM400は、キャップが比較的ゆるい万年筆なので、キャンプが外れてしまっていることは想定していましたが、ペン先まで外れてしまっているとは、さすがに予想外でした。
そして肝心のペン先ですが、完全に曲がってしまっており、元に戻すのは絶望的な状態です。見事に、上下に割れてしまっています。
曲がってしまったペン先によりキャップも閉められなくなってしまっていました。
おそらく洗濯機の脱水処理の時に外れ、そのままかき乱されてしまったのでしょう。
一応M400はペン先だけ購入することも可能なので、購入すれば使えないことはなさそうです。ただほかの部分は素人目では問題なくても、実際は使えないかもしれないので結局処分することにしました。
まとめ
たった1つの些細なミスで、取り返しのつかないことになることがあります。
洗濯機で洗濯すると最悪の場合、僕のようにペン先が曲がってしまい再起不能に。
ただでさえ値段が高い万年筆なので、ショックは計り知れません。誤って洗濯することがないよう細心の注意を払う必要がありますね。
なお、ペン先が無事ならなんとかなるかもしれないので、洗濯してしまったという人でも、使用できるようになるかもしれません。
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