実際にやって分かったZoomでオンラインセミナーを開催する際の機材を揃える優先順位

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通常のセミナーが開催しにくくなった代わりに、オンラインセミナーを導入する企業が増えてきていますね。

現在では、様々な企業がZoomなどのWeb会議ツールを使ってオンラインセミナーを行っていますね。

これからオンラインセミナーに挑戦しようと思っている担当者の方も多いんじゃないでしょうか?

ただ、オンラインセミナーがこんなに広まったのは急なことなので、何から揃えて良いかわからないという人も多いと思います。

実際に僕の会社でも、1年前くらいからオンラインセミナーを開催してきましたが、最初は本当に手探りで進めてきました。

本記事では、実際に1年以上オンラインセミナー担当者として運営を行ってきた経験を元に、オンラインセミナーをZoomで初めて行うにあたって、ざっくりとした機材を揃える優先順位をお伝えしたいと思います。

これからオンラインセミナーを行うことを考えている人のお役に立てれば幸いです。

目次

配信環境は会場のグレードと一緒

オンラインセミナーを成功させるには、まず何よりも配信環境を整えないといけません。

環境が整っていない=通常のセミナーで会場を借りていなかっと同レベルと考えた方が良いです。

配信環境が良ければ良いほど、良い会場を使ってセミナーを行っていると考えてもらうとわかりやすいと思います。

しかし、オンラインセミナーをやったことがない人にとって、良い配信環境とはなにか?がイメージしずらいのも事実です。

さらに配信環境は上を目指せばキリがありません。しかし、予算をかけなさすぎても失敗してしまいます。

整えるべき環境は色々とありますが、最初から全部完璧に揃えようとすると大変なので、優先順位の高いものから徐々に整えていくと良いと思います。

インターネット環境

オンラインセミナーを行うにあたって、なによりもインターネット環境がしっかりしていないと話になりません。

何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、ネットさえ繋がっていれば大丈夫でしょと思っている人は結構います。

実際にやってみたら今まで使っていたネット回線ではオンライン配信には適さなかったというのはよく聞く話です。

Zoomであれば、そこまで高速通信が必要になるわけではありませんが、回線の安定性が悪いと音声や映像が途切れてしまうことは普通にあります。

僕の会社でもオンラインセミナーには回線が貧弱で、ネット回線やプロバイダーの再検討を余儀なくされました。

インターネット回線が負荷に耐えきれずにダウンしてしまえば、それだけでオンラインセミナーの続行は絶望的です。

ネット自体がダウンしてしまうと、参加者にチャットなどでフォローの連絡をすることも一時的にできなくなってしまいます。

そうならないために、何よりもまずはインターネット回線の安定度を優先させるようにしましょう。

なるべく有線で接続する

安定性を重視する観点からいくと無線LAN(Wi-Fi)で繋ぐのはなるべく避けた方が無難です。

Wi-Fiでも現在は十分安定していることが多いですが、やはり有線と比べてトラブルにあったときの問題の切り分けが楽です。

なるべくリスクを減らすためにも、最初は有線で繋ぐことをオススメします。

マイク

インターネット環境の次に優先すべきはマイクです。

え?カメラじゃないの?と思われるかもしれませんが、マイクを優先して整えてください。

なぜなら、音声が途切れたり、音質が悪く聞きづらかったりすると、オンラインセミナーとして成り立たなくなってしまうからです。

映像が途切れていても、音声がきちんと参加者に伝わっているのであれば、セミナー自体はかろうじて続行することができます。

しかし、映像がどれだけ綺麗であっても、音声が途切れたり、聞き取りにくかったりすると、オンラインセミナーを続行することは難しくなります。

最初は良い映像を!と思いがちですが、マイクの方に多めの予算を割いてあげるとベターです!

マイクはUSBマイクが最初はオススメ

マイクといっても数え切れないほど多くの製品が出ています。

接続する方式もUSBで接続するものから、オーディオインターフェースを挟む本格的な物まで選択肢は無数にあります。

ずっと机に座って話すのか、プレゼンのように少し歩きながら喋るのか、ホワイトボードを使うのか等、オンラインセミナーを行う環境によっても使用するマイクは変わってきます。

ただ最初に揃えれるのであれば、PCに接続さえすれば使えるUSBタイプがオススメです。

カメラ

最後に、余力があればカメラの性能をあげるようにしてください。

もちろんインターネット環境とマイクの性能が十分であることが最低条件です。

カメラの性能を上げることのメリットは、講師の顔が綺麗に映るようになることです。

カメラ写りって大事ですよね。

カメラ写りによって、その人の印象が180度変わってしまう場合もあります。

安物のWebカメラやノートPCに付属のインカメラだとどうしても映像が暗くなってしまうんですよね。

予算が合えばですが、カメラもなるべく良いものを選んであげましょう。

ちなみに僕のところでは、最初は一眼レフをWebカメラのように使用していました。

ただ一眼レフだと充電や発熱の問題があり、長時間のオンラインセミナーであればWebカメラを使用するということに落ち着きました。

こちらも良いビデオカメラ等を選べば問題ないのですが、予算の都合上新しく購入できていません。

ただこれも正解はありませんのでご自身が行うセミナーの形態によって選ぶ選択肢は変わってきます。

ホワイトボードを講師が使用する場合は、文字が見えるかどうかが重要なのでカメラ切り替え等も必要になってきますので、本当に形態によってふさわしい機材は様々です。

まとめ

以上がオンラインセミナーを行う上での機材の優先順位です。

オンラインセミナーに必要な機材は、配信環境やセミナーの形態によっても最適なものが異なってきます。

  • カメラは固定なのか?スイッチングする必要があるのか?
  • Webカメラなのか?一眼レフを使用するのか?
  • マイクは固定で良いのか?ピンマイクにした方が良いのか?

など考えるべきポイントはたくさんあります。

機材に正解はありませんので、まずは優先順位の高いものから予算を割くようにしてください。

そして必ず前もってリハをしましょう。リハをすることで足りない機材はなんなのか?逆に必要ないものが明確になってきます!

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